介護老人保健施設セントラル堀田は、平成18年11月に名古屋市瑞穂区に開設いたしました。
平成18年といえば大きな改定があった年です。施設入所サービスにおいてホテルコストと呼ばれる居住費と食費が介護保険から外され、利用者様に負担してもらうことになりました。本来平成18年から介護報酬改定が施行されるにもかかわらず、この点のみ前倒しで平成17年10月より施行されました。その後も、進行する高齢化社会と年々増え続ける介護保険費用との問題は解決していません。
そんな中での開設でしたが、セントラル堀田は地域の方々に支えられながら現在までやってくることが出来ました。
昨今様々なタイプの介護施設が開設されるようになりました。その中で介護老人保健施設は、医療・介護がバランスよく配置されており、様々なニーズに対応できる場所だと思います。介護施設をご利用される理由は様々です。リハビリ、在宅復帰支援、利用依存度が高く在宅生活が困難な方の入所、介護するご家族のご負担を減らすショートステイ、少しでも長いご自宅で過ごせるように援助するデイケアなど、多様なご希望に応える力を備えているのが介護老人保健施設だと考えています。
今後も皆様が心身ともに元気になって、セントラル堀田に来て良かったと思ってくださるよう日々精進してまいります。
医療法人 幸世会 施設長 西本潤子